トーク


開催概要
開催日時 4月22日(土) 14:00〜14:50
会場 岡崎公園 参道エリア 特設ステージ
参加費 無料
参加方法 予約不要
開催内容
みなさんは「生協 = 生活協同組合」を利用したことはありますか? 

作り手(生産者)と買い手(消費者)が相互に手を取り合いながら、時には助け合いながら、そして顔の見える関係性を築きながら、私たちの暮らしに必要なものを提供し、購入できる仕組みを作っています。

普段私たちが使い、また口にするものは自分たちが選び、安全・安心な商品を取り揃える、そんな理念を掲げている印象もありますね。

そんな生協ですが、実はいろいろな生協があるのをご存知ですか?

京都市内だけでも、京都生活協同組合、生活クラブ京都エル・コープ、コープ自然派の3つの生協があるんです。

それぞれの生協にはどんな違いや特徴があるのでしょうか?
そもそも生協ってどんな組織なの? どんなことを目指しているの?

そんな素朴な疑問を掲げながら、『生協 〜作り手と使い手をつなぐ新しい選択』と題して、それぞれの生協の理事長&副理事さんにご登壇いただき、いろいろなお話を伺いたいと思います。

登壇者
◎坂本真有美 (コープ自然派京都 理事長)


2007年、生活協同組合コープ自然派京都設立に向けて発起人代表となり、生協設立を経験しました。創立後理事長に就任して以降、「組合員が地域や社会の課題取り組みの場として生協を活用できるように」と務めてきました。自身は、2007年に友人たちと自主上映を行った映画「六ケ所村ラプソディ」で知った核のゴミや原発の問題に生協の場も活かして、取り組みを続けています。そして、「原発のない社会へ」「いのち・自然・くらしを守る」と掲げ、国産派宣言をしているコープ自然派は、オーガニックを拡げることを全力で推し進めています。京都においても2020年秋に自然派京都有機農業推進協議会を農業者、関係者の方々と立ち上げました。
 

◎洞井加奈子 (京都生活協同組合 副理事長)


25年前、京都へ引っ越して来てからのお付き合いです。初めての慣れない場所で、京都に馴染むきっかけづくりや人とのつながりづくり、心細く頑張っていた子育ての応援や伴走。おかげさまで、楽しくて貴重な出会いや経験をいただいてきました。気がついたら副理事長でした。生協が誰かの、何かの、暮らしの身近なところでお役立ちにつながれるようにと事業や活動をすすめています。2005〜2010 左京区行政区委員、2006、2012 左京区行政区委員長、2011〜2012 下鴨コープ委員、2013 京都生活協同組合 理事、2021〜 同副理事長。
 

◎山路容子 (生活クラブ京都エル・コープ 理事長)


エル・コープへの加入のきっかけは長女の食物アレルギー。できるだけ添加物を使っていない、素性が明らかな食べ物を扱っていることに共感し加入。3人の子供を育てながら理事として活動してきた経験をふまえ、子育て真っ只中のお母さん達へ自分たちで住まい続けたい地域づくりに取り組む生協の活動を伝えるべく奮闘中。
 

◎篠原幸子(NPO法人 場とつながりラボhome’s viスタッフ)


佐賀生まれ・福岡育ち。対話の場を作るひと。
「話してもいいんだ・やりたいと言っていいんだ」と思える場を作るべく、分野や業種・世代を問わず、コミュニケーション・会議力UP講座やまちづくり会議、リーダーシップ研修、チームビルディングをおこなっている。ABD認定ファシリテーター・NPO法人京都子どもセンター理事。食べることがなによりも好き。