トーク&ライブEvent Detail


開催概要
開催日時 4月24日(土) 14:00〜14:45
会場 アースデイ in 京都 特設ステージ
参加費 無料
参加方法 予約不要
開催内容
京都のオーガニック系農家と八百屋が、共同物流便をきっかけに集まり始まった「京都オーガニックアクション」が、オーガニック農家の対談を通して、京都の農と食の未来を語ります。

オーガニック農業の生産現場のリアルな声を通して、日々食べるものと地域社会や環境の関係性、そしてこれからの持続可能な食卓について考えてみませんか?

登壇者

<ナビゲーター>
・鈴木健太郎 氏

移動八百屋369商店店主/京都オーガニックアクション代表。
大学卒業後、バックパッカー→人力車夫→仏像彫刻を経て、2010年に京都市内から南丹市に移住。豊かな自然環境がある田舎社会が構造的に持続可能でないことに衝撃を受け、Local&Organicをテーマに移動八百屋369商店を2014年に開業。2017年に、それぞれ孤立している有機農家や八百屋、料理人を繋ぐ目的で突発的に開催した「百姓一喜」をきっかけに「京都オーガニックアクション」始動。京都のオーガニック農産物を京都の八百屋さんに運ぶ共同物流便を中心に、京都一円のオーガニック関係者の連携を模索している。

<ゲスト>
・音吹畑 髙田潤一朗 氏

農薬・化成肥料を使用しない少量多品目栽培で野菜を育てています。2005年頃からとあるキッカケで農の道に。大分県有機農家で2年間の住込み研修後、縁あって2008年左京区大原で就農。毎週日曜・年間50回は朝市に出店、レストランや八百屋、一般の皆さま、大原野菜のファンとのふれあいをモチベーションに、移住して農村地域で生きる酸いも甘いも楽しんでいます。妻は自家栽培のハーブをブレンドしたハーブティーをつくっています。

・and farm 大槻憲史 氏

2014年に京都市内から地元である京都府福知山市へUターン就農する。80aの畑で年間50品目の野菜を無農薬、無化学肥料で栽培。地元の野菜を地元の人達にもっと味わってほしいとの思いから、福知山市の直売所、レストランに販売する一方、京都オーガニックアクションにも販売、運営等積極的に参加している。

・野村幸司 氏(京の丹波 野村家 代表)

1993年京都府京丹波町生まれ。就農3年目。実家が農家で幼少期から祖父の農業をみて育つ。
高校時代に母校の統廃校が機に地元の衰退に危機感を抱く。大学卒業後、食品流通の業界大手の国分グループ本社に入り、都内スーパーへの酒類の卸売や在庫管理等の大規模流通を経験。2018年に京丹波町にUターンし、 持続可能な農業の普及を目指す㈱坂ノ途中に転職。野菜の仕入れや物流を担当する傍ら、休日に祖父から農業生産を習う。二足の草鞋で生産から流通のイロハを学び、農家としての地盤を固める。2020年10月に実家の農業を継いだ。
現在は、ラディッシュ・ほうれん草を施設野菜、黒枝豆・伏見甘長とうがらし等の京ブランド野菜の栽培が中心。ラディッシュの将来性にいち早く目をつけ、3年かけて生産体制を確立。京都府唯一のラディッシュ専門農家で、府内NO1の生産量をほこる。
ラディッシュの産地化や地域の子育て世代のママさんの積極的な雇用や働きやすい職場づくりに取り組む等、農業を通じた地域振興に力を注いでいる。