ステージ / パフォーマンス


開催概要
開催日時 6月15日(日) 15:00〜15:45
会場 岡崎公園 特設ステージ
参加費 無料
参加方法 予約不要
開催内容
「性教育」と聞くと、みなさんはどんなイメージが浮かびますか?

「性」というものの捉え方——その最初のイメージは、とても大きな意味を持ち、人生そのものの感じ方や価値観にも深く影響していくものです。

実は、性教育に「早すぎる」ということはありません。

「性」を伝えるということは、命の尊さや、自分自身を大切にする気持ち、 そして他者を思いやる心を育むことでもあります。

それは赤ちゃんの頃から、言葉だけでなく関わり方を通しても、すでに始まっているのです。

とはいえ、いざ子どもに性のことをどう伝えたらいいのか——
親として迷ったり、悩んだりすることもあります。

そんな時、信頼できる人がそばにいてくれること、いつでも相談できる環境があることは、大きな安心と支えになります。

助産師さんという存在に出会って救われた、そんな声も少なくありません。

今回のトークでは、京都の地で「その人らしい最善な出産」をサポートされている、経験豊富な助産師・越山茂代さんと、

実際に越山さんのもとで自然分娩・自宅出産を経験し、現在はホリスティックな視点でその人にとって最善な治療を行っている自然療法セラピスト・奥村育子さんがナビゲーターを務めます。

ゲストには、2番目のお子さんの出産を通じて、上のお姉ちゃんへの性教育に自然と向き合うことになった体験を持つ中川育子さん、

そして、昨年のアースデイで越山さんと出会い、幼稚園の園児たちへ向けた性教育の取り組みを実践された真野直子さんをお迎えし、それぞれの視点から「性教育」について語り合います。

命を未来へとつなぐこと。
生命の尊さ。
生きることの素晴らしさ。

すべての人に知ってほしい——
そんな登壇者たちの想いを、どうぞ受け取ってください。

登壇者
◎越山 茂代(こしやま しげよ)



つぐみ助産院 院長
International board of Lactation Consultant (IBCLC) 国際認定ラクテーション・コンサルタント

京都の看護学科卒業、助産専攻科修了し、助産婦資格を取得後、大学病院、産婦人科病院、クリニック、保健所、助産院などで勤務。自分自身の出産・育児を体験しながら、介護保険導入過渡期の約10年間、京都市ねたきり老人訪問指導員として、難病患者や終末期の在宅訪問と看取りを経験する。

2000年にIBCLCを取得し、口唇口蓋裂を持つ赤ちゃんや低出生体重児など母乳育児に困難なご家庭への支援に携わり、2002年保健指導にて出張専門の助産院を開業、2007年から自宅出産(家庭分娩)を取扱っている。
2024年11月22日から、自宅出産をサポートした家主さんとの素晴らしいご縁があって、住まいを助産院として開設している。
 現在は、上記の助産院院長としての役割のほかに、北区のプレママ・赤ちゃん訪問、児童館での「マタニティ・ヨーガ」や「中高生との赤ちゃん交流事業」、学生や親子向けの「生と性の講座」など、地域に根ざした子育て・女性健康支援活動を実施している。また、看護師·助産師を目指す学生を助産院に実習施設として受け入れながら、近隣の大学大学院へ非常勤講師として専門分野を講義しに行ったりもしている。

website:https://tsugumi-midwife.com/

 

◎奥村育子 (自然はぐくみ療法室)



「一度の人生、その人が持つ未知なる可能性を広げていきたい、幸せに自分らしい生き方を実現する」を軸に、体調不良の改善だけでなくより良い人生を生きるためのサポートをしている。

目の前のクライアントにとって必要な治療は何かということを問い続けた結果、特定の分野のみの治療法ではなく、多様性のある観点からホリスティックに人体をみること、今必要な最良のセラピーを施すことが、負担なく自然治癒力を引き出す効果的な方法であることに辿り着く。

現在はフィシオエナジェティック筋力反射テスト、キネシオロジーを用いて脳、骨、神経、経絡、心理、解毒、腸内環境、栄養、エネルギー、量子力学、フラワーエッセンス、脳科学、コーチング、セルフケアとホリスティックに最善な治療法を提供している。

国家資格鍼灸指圧あん摩マッサージ師取得。ホリスティックキネシオロジー フィシオエナ ジェティックディプロマ取得。

デンマーク・ロンドンにて鍼灸、治療活動を経て関東 梶ヶ谷に開業後、京都・富山・九州などにて診療を定期的に行う。 長女出産後は京都を拠点に国内外問わず対面及び遠隔での治療を行なっている。

第二子長男の妊娠中、自身がハイパーセンシティビリティパーソン(HSP / 繊細な感受性の持ち主)であることから、妊娠期に病院(産婦人科)や助産院などを何箇所も訪れる。その際に助産師さんとの出会いから、絶大なる信頼関係の中で、安心して出産できると感じたのは当初全く想定にしていなかった自宅出産という選択に辿り着きました。

妊娠という通常とは異なる身体の時期、限られた診療時間に急かされることなく、常にじっくりと話を聞いてくれたり、いつも妊婦に寄り添ってくれたり、妊娠期のその月々の状態に合わせて必要な知識や生きた知恵を教えてくれたり、心地よさ、安心や絆を育みながら妊娠期を過ごし、出産までを支えてくれる助産師さんという存在に出会い、その存在をひとりでも多くの人に知ってほしい、そのうえで自分らしい出産を迎えてほしい、そんな思いから本トークが実現しました。